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【吉野敏明医師監修】巻き爪の真犯人は「四毒」だった!爪を排毒・放電装置として機能させる根本解消法

巻き爪の痛みは、多くの人が想像する以上に深刻な問題です。一見すると「爪の切り方」や「靴のせい」で片付けられがちですが、実はその根本には、現代人が抱える深刻な健康問題が潜んでいます。

この問題の鍵は、「爪の役割」を正しく理解することにあります。日本の病を治す吉野敏明医師によると、爪は単に体を守る器官ではなく、「排毒器官」であり、さらには「物理的な放電装置(アーシング装置)」としての役割を担っているというのです。

本記事では、この重要な爪の機能を阻害し、巻き爪を引き起こす「四毒(四つの原因)」の正体を徹底的に解き明かし、長年の痛みを解消して健康を取り戻すための具体的な方法を解説します。

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第1章:爪の知られざる二つの大仕事

爪は、単に指先を保護したり、グリップを効かせたり、時には引っ掻くといった役割を担うだけではありません。私たちは、爪の持つ二つの重要な生理機能を見落としています。

  1. 爪は「体内の毒を捨てる排泄器官」である

人間の体には、毒素を体外に排出するための経路がいくつか存在します。大腸、皮膚(発疹・汗)、そして髪の毛と同じケラチンというタンパク質でできているも、その一つです。

爪は、体内に溜まった不要な毒素を封じ込め、先端から排出する「ゴミ箱」のような役割を果たしています。この排泄機能がうまくいかなくなると、爪そのものに異変が生じます。

爪の異変は毒のサイン

例えば、爪に現れる悪性の皮膚がんは「悪性黒色腫」と呼ばれ、非常に進行度の高いがんです。爪に黒い縦筋が入るなどの異変は、単なる色ではなく、体内で処理しきれなかった毒素が限界を超えて蓄積しているサインである可能性があります。このことから、爪の健康は体全体の健康と直結していることがわかります。

  1. 爪は「不良電磁波を捨てる放電装置」である

さらに驚くべきことに、爪は微弱な電位を帯びる生体結晶構造をしており、手足の先から常に微弱電流を放出し、不良な電磁波(電位)を体外に捨てているという重要な役割を担っています。これは、体を地球の電位に繋ぎ、余分な電気を逃がす「アーシング(接地)」の働きと同じです。

現代社会では、携帯電話の5G電波をはじめ、様々な電磁波に晒されています。電磁波の影響に敏感な「電磁波過敏症」の人たちがいるように、体内に溜まった不良な電磁波は、頭痛や不調の原因となります。

爪がこの「放電装置」として機能している限り、体は過剰な電磁波から守られます。しかし、この機能が阻害されると、不良な電磁波が体内に溜まり、不調の原因となるだけでなく、爪そのものが正常な状態を保てなくなり、巻き爪を引き起こす一因となるのです。

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第2章:巻き爪を生む四つの根本原因「四毒」の正体

巻き爪になる人は、靴や爪の切り方といった「物理的な要因」以前に、この爪の持つ排毒・放電機能を自ら妨げる「四つの毒(四毒)」を日常的に摂取・実行している可能性が高いのです。

  1. 栄養不足:爪の柔軟性を失わせるミネラル不足

爪を丈夫で柔軟に保つためには、特定のミネラルが不可欠です。

  • カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄の不足は、爪を柔らかくして変形しやすくさせます。
  • これらのミネラルを豊富に含む食品の代表はイワシなどの青魚です。巻き爪で悩む方の多くは、青魚を十分に食べていない傾向があります。
  1. 甘いもの:毛細血管を破壊する糖質の過剰摂取

ケーキ、チョコレート、クッキー、アイスクリームなどの甘いものを過剰に摂取すると、毛細血管が破壊されます。爪の下には、微細な毛細血管が豊富に張り巡らされており、ここが損傷すると爪の細胞に栄養や酸素が届かなくなり、爪の形状が維持できなくなります。

  1. 加工油:放電機能を狂わせる細胞膜の電位破壊

細胞膜の構造を乱し、電磁波の放電機能を阻害するのが、植物油(加工油)です。これらの油を多く含む中華料理やイタリアンなどの食事が日常化していると、爪の細胞膜の電位がおかしくなり、不良な電磁波を体外に逃がすアーシング機能がうまく働かなくなります

  1. 絶縁体:爪からの放電をブロックする衣類

最も重要な原因の一つが、体と地面の間の電位を遮断してしまう「絶縁体」です。

  • 特にナイロン製のパンティーストッキング化学繊維の服は、強力な絶縁体となり、爪からの微弱な放電を完全にブロックしてしまいます。
  • これにより、体内に電磁波が溜まるだけでなく、ナイロン繊維によるムレでアポクリン汗腺からの排泄(大衆)も妨げられ、巻き爪だけでなく、膀胱炎、尿道炎、カンジダ膣炎などの原因にもなり得ると吉野医師は指摘しています。

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第3章:爪を解放し、巻き爪を根本から解消する方法

巻き爪の痛みを根本から解消し、再発を防ぐには、「四毒」を排除し、爪の持つ排毒・放電機能を復活させることが不可欠です。

  1. 究極のアーシングは「入浴」♨️

最も簡単かつ確実に爪からの放電(アーシング)ができる方法は、お風呂(入浴)です。

  • 水は純粋な状態では絶縁体ですが、体から汗やミネラルが出ることで電動体(電気が流れる体)となります。浴槽に浸かることで、爪や全身から体内の不良電磁波が水中に放出されるのです。
  • シャワーだけではアーシング効果はありません。水を溜めた浴槽にしっかりと浸かることが重要です。入浴剤(天然塩など)を入れることで、さらに電動性が高まります。
  1. 食習慣を徹底的に見直す 🐟

巻き爪を治す決意をするならば、食事の「四毒」を断つ必要があります。

  • 青魚の摂取: イワシなど、ミネラル豊富な青魚を積極的に摂取します。「嫌い」という感情を乗り越え、工夫してでも食べることが病気の原因を断つ鍵です。
  • 甘いもの・植物油の中止: チョコレート、ケーキ、クッキーなどの甘いものや、加工された植物油の摂取を極力控えます。
  1. 絶縁体を避ける衣類・生活の選択

爪の放電機能を妨げる絶縁体を体から遠ざけることが大切です。

  • ストッキングの中止: 特にナイロン製のパンティーストッキングは避けるべきです。
  • 木綿・麻の素材: 肌に直接触れる衣類や靴下は、水を吸い電動体となる木綿(コットン)や麻といった天然素材を選ぶようにします。化学繊維の服を着るのも体には良くありません。
  1. 自然との接触(土いじり)の意識 🌳

理想的なアーシングは、自然の土に手足をつけることです。馬や猫、ゴリラなどが爪を地面につけて生活するように、爪は地面と接触するよう設計されています。

現代で最もこれに近い生活をしているのは農家の方です。泥の中で田植えをしたり、土を掘ったりする作業は、最強のアーシングになります。家庭菜園など、土に触れる機会を意識的に作ることも効果的です。

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結び:巻き爪が教えてくれる健康の真理

巻き爪は、靴や爪の切り方が悪いという局所的な問題ではなく、「体が毒素と電磁波の限界に達している」というSOSのサインなのです。

痛みや不調は、あなたの生活習慣が間違っていることを教えてくれる「ありがたい状況」です。この機会に、爪からのメッセージを真摯に受け止め、食生活や入浴習慣、衣類といった根本的な生活習慣を見直すことが、巻き爪の解消に繋がり、結果として全身の健康と、不良な電磁波に負けない心身の強さを育むことにつながるでしょう。

巻き爪の悩みを解消し、体本来の排毒・放電機能を回復させて、健康で豊かな人生を歩みましょう。

参考文献

(8983) 巻き爪の原因も四毒だった! 爪は排毒器官であるだけでなく、物理的な放電装置でもあった – YouTube (吉野敏明医師)